オテッロ
1/20、22にあった藤原歌劇団さんのロッシーニのオペラ「オテッロ」が終わりました。
上手いテノールが3人揃わないといけない、ということでなかなか機会がない作品。
オテッロ役のジョンオズボーンさん、見事でした!お客様大喜びでスタンディングオベーション。
そしてオケはザオペラバンド。
プログラムにメンバーは載っていないので皆さんご存知ないでしょうけれど、実はすごい人達が弾いてる、吹いてるんですよ....演奏している皆さんの「普通」が高水準ですからお客様も満足されたのではないでしょうか。私もたまにオペラやバレエに行きますが、オペラバンドの水準はすごいと思います。と、中で弾いてて思いました..(笑)。
指揮者にあまり脚光が浴びなかったかもしれませんが、今回の指揮者はイヴァン ロペス レイノーソ氏。メキシコ出身で若い方で英語もイタリア語も母国語、安心してリハーサルができました。
物腰柔らかで素晴らしい指揮者だと思います。5回の練習で回を重ねるうちにやりたいことがわかってきましたが、非常に繊細に音楽をつくりたいということでした。
オケは下手すると声を消してしまう恐れがありますから柔らかくドルチェで、という注文が毎日のようにありました。
なかなか日本では出会えないロッシーニオペラの真髄に触れられた2週間でした。
感じたことをレッスンにも活かせたらなあと思います。
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